2012年05月12日

EMobile を解約しました

ずいぶんと長いこと使ってきたわけです。
札幌に来て、モバイルネットワークとして最初に使っていた。
EMが札幌に展開して、そんなに日が経っていないときです。
D01NEという、ノートパソコンのPCカードスロットに挿すモジュールを契約しました。2007/6/27ですね。
それから、基本的に、モバイルネットワークはEMobile。
データ専業ネットワークなので、そこそこスピードは出るし、docomoとかのプロトコル制限(昔のdocomoは動画、見れなかったんですよ)もないし。
順当に D02NE (PCカードの高速版)に進化して、EMの関係のお仕事するので、PocketWiFi (D25HW)に機種変。
PocketWiFiは、その後、ゲーム機の母艦となってくれましたし、使い勝手良かったです。(致命的な欠陥はあるのだけれど、あれは設計ミス。)
で、高速網がうちにも来たので、GP02に機種変。これはタブレットの母艦として有効に機能してくれました。
ただ。
新札幌のテクノパークで、勉強しているときに、不思議な状態になったのです。
ひるどき。
コネクトはするのですが、実用的な速度が出ない。
Skypeは、まるで使い物にならない。
ブラウザはタイムアウトする。
それでも電波は3本なのですね。
これは変だな。

学校が終わって、さっぽろの中心部の地下街では、実に軽快な速度が出る。
(といっても、うたい文句の42Mbpsは絶対に出ないですけれど。4Mくらいがせいいっぱい。)

で、いろいろ考えて、結論。
これは、電波の基地局と、札幌の中心を結んでいる線に、ファイバー使ってないんじゃないのか?ということ。
EMobileはeAccessの子会社です。(今は合併されて同じ会社になったけれど。)
どうも、基地局からNTT局舎まで、メタルを使ってADSLしてるんじゃないか。
市中心部は、直接北海道集約局に収容しているから、それは感じない。新札幌はメタルで、その線が飽和して、基地局容量はあるけれど、基地局と集約局との間で飽和している?

で、決定的なのが。
新サービスのLTE。75Mbps出る高速サービスですが、これがなんと。
端末に、プライベートアドレスを払い出すのです。
これが何を意味するか。
まず、端末に対してセッションを張るタイプの通信サービスは全滅。具体的には、ネトゲのオンラインゲームのPtoPセッションタイプは使えません。で、PtoPサービスがアウト。bittorrentは使えません。
それならまだいいのですが。
インターネットのどのグローバルアドレスに割り付けられているかは、端末側からはわからない。
たとえば、以前に「そのグローバルアドレスに割り付けられた、まったく知らないEMobileのユーザ」が私のよく使うサイトで、ネットリテラシーに反した行為をして、サイトからIPアドレスブロックを喰らった、とする。
次に使う私が、そグローバルアドレスに割り付けられたら、私は何もしていないけれど、そのサイトには入れないのですよ。
つまり、他人の行動に対して、理不尽な連帯責任を強制される。
それって、ネットとして、使えない状態をEMobileがユーザに提供することになる。けれど、それについてのEMobileの回答は、サイト管理者に言ってブロックを解いてください、というものだった。解くわけないじゃん。サイト管理者がなぜブロックしているかというと、そのIPから不利益な(たとえばウィルスとか、不適切な書き込みとか)があるからブロックしているのであって。
まだサイトブロックならいいけど、メールブロックされたら、メール機能が死ぬ。
EMobileのこのやり方は致命的な欠点です。
以前、Plan-B でこれやって、それゆえ、Plan-B は使えない、ということになったのだけれど。
今回は、LTEなら有無を言わさず、プライベートアドレス。
結局、EMobileって、基地局増設で手一杯で、一番重要視すべき、基幹系が手薄なのです。
(ま、事情はわかる。後発系のデータプロバイダだから、JPNICにクラスAのアドレス申請したけれど、その時点ではもうクラスAは空きが無くて、クラスBしかもらえず、加入者増に対して、絶対的なグローバルアドレスが足りない。携帯みたいに使わないときはインターネット接続が切れる、グローバルの使い回しが可能な通信と違って、PocketWiFiだと、つなぎっぱなしにするから、アドレスの占有が起きて、使い回しが難しい。もともと持っているグローバルが少ないのに、アドレスを開放しない端末を展開したから、それでは飽和が起きる。解決としては、加入者にプライベートを払い出して、EMobile網内でNAPTする、という選択。理解出来るけど、ポート固定型の通信をNAPTするのは、結構大変で、スループットは落ちると思う。)
つまり、解決しない。
EMobileを使っている限り、グローバルはもらえない。(JPNICは、手持ちのグローバルが、たしかクラスBで数本しかないはず。APNICはすべて払い出しました。)
将来性がないプロバイダなのです。
じゃ、MVNOならどうなるのかな、と思ったわけ。
EMobileのPOIからATMで接続して、APNはniftyである、とか、それなら、niftyのグローバルが使えるはず。
で、@niftyのEMobile LTEコースに質問したら、プライベートだという。どうも、EMobileとはATM接続ではなく、IP接続らしいのです。(JPIXみたいなPIXではなく、プラベート・ピアリングだとは思うけど、IP層以上の接続。DLC層じゃない。)
つまり、解決しない。

というわけで、EMobile、将来がありません。
利用者増に対する、基本的な資源、グローバルアドレスを供給出来ないし、それを手当てするあてもない。つまり、行き詰まっています。
資源がないのに、無理矢理操業していると、それは利用者が不利益を蒙る。
使えない。

ま、そんなこんなで、仕事の関係もあって、docomoのXiスマフォを買ったのでした。auの使っていない携帯のMNP払い出しで。
(MNPでdocomo使うと、すごいよ。端末代金が実質0円になるし、20000円のJCB商品券もらった。auの誰でも割りの解約料が9950円かかったけど、それよりも、もらったお金のほうが多い。)
で、N-04D MEDIAS は、使うと、速いのね。EMobileのGP02でWiFiやるより、ずっと速い。
しかも、PocketWiFiは、使わないと10分でWiFiが切れるけど、Xiは、常時接続。いつでも、ネットが使える。とても便利。(ただ、常時接続ゆえに電池が半日しか持たないので、これは困ってるけど。)
しかも、なんと。
この機体、WiFiルータになるんですな。テザリング。
なので、PocketWiFiの意味がなくなった。
高速のXi (LTEね) で、ルータになるし、もちろん、グローバルアドレス。
確かにランニングコストは、GP02が3880円で、Xiが月々サポート使っても4400円くらいなので、高くなるんだけど、その分速いのと、エリアが段違い。どこ持って行っても使える。
EMobileの公開しているエリアマップって大嘘つきだから(電波が1本立てばエリアにしてる。安定していなくても。だから、エリアのふちに持っていくと、圏外と1本を繰り返して、実質使えない。)、docomoの面展開しているのがずっと良いです。(ま、docomoもトムラウシとか持ってくと無理だけどさ。)

というわけで、EMobile、さようなら。
5年間、ありがとう。
速やかに、潰れてください。(ま、潰れなくてもいい。プライベートであることに気づかないユーザを縛り付けて、docomo網が空いている状態にしてくれれば、私は嬉しい。)

問題は、EMobileの端末だよなー。
GP02は、SIMフリー、ということで、XiのSIM入れて見たんだけど、SPmode契約だと、APN変えてもつながらなかった。mopera契約すればつながるらしいんだけど、MEDIASでWiFi使えるのに、GP02使うためだけに、月々525円掛けるのは、なんか無駄だよね。
しかたない、ヤフオクるか。
posted by くりにゃー at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき