2012年06月28日

クビになりますにゃ……。

くりにゃーさん、クビになります。
8月一杯で、いまのお仕事を解雇されます。
結局、アスペルガー障害は仕事に就けないようです。

今回の職場は、データサービス会社のサーバシステムのプロジェクトでした。
かなり前からそのサービス会社のサーバ開発を担当しているらしく、それなりにちゃんと開発してきた組織だそうです。

くりにゃーさん、びっくりしたのは
・基本設計書がない
 「検討書」という名のドキュメントはあるのだけれど、それは基本設計書ではなくて、それを前提にした設計は許されていない
・客先仕様には、くりにゃーが担当したプログラムは記載されていない
 つまり、実装上の必要性で設計する機能でした。
 サーバのストレージ問題で、高価なストレージのデータを安価な(しかし低性能な)ストレージに移動する、という処理。
 当然、ユーザからは「ストレージ」としか見えないので、ユーザ仕様には存在しないわけです。
→設計根拠がどこにも存在しない

ならば、基本設計を検討した(つまり、この処理が必要と設計した)人間に聞けばいいのですが
・プロジェクト体制図が存在しない
・メーリングリストは存在する物の、その全体プロジェクト(数年にわたるサービス全体)のメーリングリストしかなく、今回のプロジェクト単体のメーリングリストが存在しない(したがって、メーリングリストには毎日100通程度のメールが流れるため、誰も読んでいない。)
・プロジェクトマネージャが「存在しない」
・プロジェクト計画書が「存在しない」
・プロジェクト工程表が「存在しない」
・担当者との設計前提確認は「電話で」「口頭で」確認すること、となっていて、メールが原則禁止されている(読まないから。)
→設計前提自体がオーラルでエビデンスが存在しない
・設計前提とか基準書とか規約類とか、基本フレームワークとかが、何台あるかわからないサーバに分散して、リンクも張られていない状態で、基準書ひとつ調べるのに、とほうもない迷路になる(しかも、それぞれのサーバがsambaの独立モードで運営しているので、パスワードが全部違う)。

ま、これで、数年うまくやってきたというので、たぶん、ハイパーなエンジニア揃いなのだと思います。
あと
・チーフアーキテクトが「実装方法」をころころ変えるので(というか、実装検討ができてないまま詳細設計をスタートしてる)、詳細設計がどんがらがっしゃんとちゃぶだい返しになる。
という状態で、この場合、高度なコミュニケーションスキル(担当が誰だかわからないけれど、とにかく電話しまくって、自分用の担当者マップを作成していく)が要求される職場でした。

くりにゃー、そんなスキルは持ってない。(というか、アスペルガーなので、もともとコミュニケーション能力全くプア。)

という状態で、詳細設計をしたものの(もともとそのデータ会社は、端末にデータを送ったらおしまい、という処理ばかりやっていたので、今回のようにサーバにデータを蓄積する処理、というものがないため、「安価なストレージ」ということをやっていない。そのため、参考になる設計書も存在しない)、当然うまくいくはずもなく、レビューで「設計誤り」が150個。
で、くりにゃー、アスペルガーのもうひとつの問題点:なんでも素直に従う、ということをやったもんだから、全ての指摘事項を全部レビュー記録表にのせてしまった。(品質管理担当曰く「技術者だったら自分の責になるような記述はしないで、なんとか「非エラー扱い」にするはずなのに、君はなんで自責にしようとするの?」とあきれられました。どうやら、「普通の」エンジニアは指摘されても記述しないで済ますようです。)
で、当然、品質に問題あり、とマークされたわけです。

今回は、その会社への派遣だったため、当然の如く、切られました。
ただ、詳細設計後にプログラム設計をしたもんだから(これも不思議。普通、詳細設計をした人間は、その設計に対して下位設計をしては「いけない」。下位設計をした人間に対して、品質を担保するのは上位設計者なので、同一人物が下位設計をすると、品質担保が出来なくなります。)、結局製造(プログラミング)とテストが終わるまで開放しない、という状態。
8月末まで、そんな感じで拘束される状態です。
当然モチベーションなんてないし、結合テスト以降は私はいないので、品質に関して、まったく保証出来ないのですが、ま、それはしかたないかなー。
お金があったら、そのサービス会社のサービスを受けて、実際に仕上がったサービスを使ってみたいですが、実際の所、ユーザには見えないバックグラウンド処理なので、自分が設計したものがちゃんと動いているかなんてわからないですし。(そのお金もないですけれど。)

とはいえ、社会人になれないことがわかりました。
コミュニケーション能力を要求しない職種なら就職の可能性があるのでしょうが、そんな職種、想像も出来ません。
とりあえず、則子先生に相談して、精神衛生健康手帳(だっけ?)をもらって、「障害者」枠での就職を目指します。
(障害者枠、てお給料低いんだけど、ないよりはまし。)
問題は、アスペルガーって障害者認定されるかなんですけど……。(双極性=躁鬱病ももってるので、そっちだったら手帳がもらえるかもしれない。実際、就業困難状態なので、役所に泣きつくしか無いかなー。)

うむむぅ。
posted by くりにゃー at 23:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 就職活動